念願のリトリート参加、このような機会がもっとたくさんあれば嬉しい
Y.Y.さん、女性
(2024年8月31日~9月5日アーナーパーナサティ16step徹底リトリート にご参加 @NWEC)
去年の夏頃からずっとこちらのリトリートに参加したくて、5月の開催にも申し込みましたが既に満員で叶わず、今回やっと参加出来て大変嬉しい気持ちです。
『アーナパーナサティの瞑想について』
以前大学での瞑想会に参加したことがありますが、そこでは鼻先に集中するという基本だけでしたので、今回参加してみて16serpもあるのだということと細かく瞑想のやり方があることを知りました。参加前は期間中にアーナパーナサティを習得出来るのだろうと思っていましたが、実際はそんなに甘くはなく期間中にサマーディに入るところまでいけませんでした。瞑想中、上の方から明るくなり身体の輪郭が少しボヤケて心地よい感覚と、身体が上へ伸びる感じまでは体験できたのですが、大体いつもそこで時間切れとなっていました。
1~8までのstepをもう少し長く実習したかったです。でも普段はやりたいと思っていても瞑想の時間をしっかり取ることは難しいので、今回自宅から出て5日間、毎日瞑想できる時間が取れたことはとても身になったと思います。
日々瞑想をする中で、なかなか深く集中出来ないこと、頭の声や音楽が非常にうるさくしつこいことなど課題が見つかりましたので、今後自分で繰り返し練習していきたいと思います。
続けていくために昨日ちゃんとした座布を買いましたが、少々高さと硬さが合わないのでまた別のものを探し中です。先生のオススメなどあれば知りたいところです。
コメント:坐布はチャックがついているものを選ぶと、中身の綿やそば殻を出し入れして高さを調整できるでピッタリきますね。そば殻だとお尻の形によりフィットしますが、綿のほうがクッション性はあります(石川)
『法談義』について
瞑想について自分が感じたことと共通のご意見もあれば全く見ていなかった着眼点を知れたり、またそれに対する先生のお答えなども聞けて勉強になりました。
特に先生のお話がとても面白くてずっと聞いていたかったです。ブッダの教えや今の日本の仏教との違いについても大変興味深くもっと知りたくなりました。
『勤行』について
最初は気恥ずかしさもありましたが、毎日行っているとパーリ語のお経を読むのが好きになりました。帰ってから先生のYouTube番組にある比丘たちのお経動画を観てみたら、リトリートと同じ言葉だったので「あ、一緒に言える!」と嬉しくなりました。日本のお経よりこちらの方が好きですね。覚えたいなと思いました。
『食べる瞑想』について
事前にホームページを見て気になっていたので今回やり方を知れて嬉しかったです。
ゆっくり食事をしながら身体の動きや口の中の動きを観察していると、ほんの少し苦しさを感じることに気付きました。何が苦しいんだろうと更に観察してみると、食べ物を飲み込む時に息が出来ない。ああ、これかと思い何故息が止まるんだろう?鼻は空いているのだから鼻で息をすればいいんじゃない?とやってみたところ全く出来ず、飲み込む時は鼻も喉も閉じるのだということを知りました。当たり前だと思われるかもしれませんが、そんなことを意識したことはなかったので小さな驚きでした。私は食べることが好きですし、大抵の人にとって食事は楽しみや喜びの時間だと思うのですが、その喜びである食べるという行為の中にも「苦」があるということに気付き、ブッダの教えをしみじみと感じました。
他にも咀嚼する時に口は上下ではなくゆるく回転すること、舌は都度食べ物を誘導しながらも上手く歯を避けて忙しく働いていること、いつも何も考えずにテレビなどを見ながら食事していた時には気付きもしなかったことを意識するようになり、大変有意義でした。
口の中に集中していると自動思考も弱くなるのでリトリート後も毎日続けています。
リトリートの機会がもっとたくさんあれば嬉しいなと思います!(なかなか難しいかもしれませんが…)
石川先生、スタッフの方々6日間本当に有難うございました!
是非また参加させていただきたいです!
コメント:リトリート中はたくさんの素直なご質問をありがとうございました。明るい表情が印象に残っています。幸せでありますように
(石川勇一)
(2024年8月31日~9月5日アーナーパーナサティ16step徹底リトリート にご参加 @NWEC)
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