不思議な体験と人類への警告

 
宇宙人と話したいさん 50代 女性
 
(2024年8月31日~9月5日アーナーパーナサティ16step徹底リトリート にご参加 @NWEC 
 
アーナーパーナーサティーに、予備知識なく参加させていただきましたが、予想を超える学びを得ることができました。
他のいかなるワークショップでも達し得ないことを先生やスタッフの方のご配慮や、参加者皆さんの熱意そしてブッタの叡智のおかげでなし得えることができました。言葉にならないほどの感謝をしております。
この半年私は、不思議なそして謎が残る体験をしており、しばしば悩まされておりました。この瞑想で二つの体験の意味を紐解くヒントが得られることを密かに期待していました。
 
その不思議体験ですが、今年の2月のある朝布団の中でうとうとしていると、額の裏側にはっきりと暗号のような言葉が張りつきました。「フンボルト5019」。全く意味が不明です。忘れ去ろうとしても、気になります。フンボルトを調べだすと、偶然の一致に遭遇し驚きます。彼はドイツ人で1900年台に最も活躍し影響力のあった科学者であり冒険家でした。晩年書いた著書名が「COSMOS」宇宙でした。なんと私が中学生の時に大好きで、手紙まで送った天文学者、カール・セーガン博士ですが、彼の書いた著書名も「COSMOS」宇宙です。フンボルトは200年前に南米のジャングルを探検し、標高5000メートル級の山々を踏破し、様々な分野で科学的調査しまとめた人です。彼は、宇宙はunityであり、全自然、微細な鉱物から、動植物、宇宙はお互いに影響し合っており一つであると言っていました。当時すでに、自然破壊、資源が無限でない事、自己中心的な人間の行為に警笛を鳴らしていました。カール・セーガンも同じように、科学者でありながら地球の存続について様々な警鐘を鳴らし特に核兵器の危険性を訴えていた人でした。
 
以降、私は宇宙や自然を強く意識するようになりました。ただ、どう行動を変えたら良いのかはっきりせず、模索を続けるだけでした。そんな中、次の不思議体験に遭遇します。奈良に宇宙がとても近く感じられる特別なエネルギーを感じる場所があります。半年に一回ほどそこに通っています。この6月に行った時に、そこの龍穴神社まで散歩した時に神社の裏の水場に引き寄せられました。私は、気がつくと跪いて号泣していました。「ごめんなさい。ごめんなさい。あなたをこんなに傷つけてしまいごめんなさい。どうぞ私をお使いください。」と懺悔していたのです。その場所には、目には見えませんが地球よりも根源的な愛おしい何かが存在するのを感じられたのです。脳裏に浮かぶイメージは青白い、若い龍が胴体を丸めながら息も絶え絶え横たわっている。その龍の魂はとてもまっすぐで、ただ私達を守ることを使命として前を見つめている。私が抱いた愛おしさは表現のしようがありません。子供よりももっと大切です。にも関わらず、私はその存在に気づいていませんでした。今になって助けようにも手遅れでただ泣き崩れるだけでした。
 
この二つの体験の私が受け取るメッセージが何かよく分からず、何をしたら良いか分からず悶々とした時間を過ごしていました。そんな中で参加したのがこの瞑想会でした。
 
石川先生のとんでも体験を聞きながら瞑想をしていると、いくつかの大切なことに気づかされました。これまでは、「外資系企業の仕事も辞め、贅沢もせずに生活をしているので、自分はもう大きく地球に害を及ぼしていない。みんな私のようになれば地球も安泰なのに」と考えていたのです。ですが、3日目の瞑想中に自分が地球の危機を過小評価しているのでは、もうすでに手遅れの状態なのではと気づき出しました。豊かさを追求する資本主義には欲を手放す仕掛けがないので、一旦崩壊を止めるということすらできないではないかと思い出しました。
 
そして、step9,10の瞑想をした時に、消えかかっている龍の感覚が蘇ってきて、衝撃が走りました。「たとえ私が、最もシンプルな生活をしたとしても、自然を崩壊していることになるレベルなのではと。すでに手遅れなので、原始人レベルの生活に戻らない限り地球の危機は避けられないのでは。もしも災害が現在の生活基盤を崩したとしたら痛みを伴う誕生の準備かも知れない。」と感じました。宇宙から俯瞰して見れば分かる理屈に、全く気づいていなかった自分の愚かさと傲慢さを痛感。フンボルトに言う自然と一体化する感覚が自分に全く欠如していることも思い知らされ、瞑想中嘔吐しそうになるほど深い悲しみが体の中を駆け巡りました。私は、「積極的に今の生活の快適、便利さを手放さない限り地球は危機に瀕する。宇宙はunityだと考えなければ存続できない。」という警告を受けたのだと思います。
 
この警告はもっと多くの人に共有しなければならないと感じました。機会を作って、自分の経験談をお話ししていこうと思います。
 
アーナーパーナサティは、瞑想を使って自分を俯瞰して観察することを可能にしてくれる素晴らしい方法です。諸悪/苦の根源である、欲、怒り、無痴を手放す方法の示唆も得られます。もしかしたら、これこそが地球の生命の危機から救ってくれる方法かも知れません。
 
余談ですが、パーリ語のお経を聞いた時に、北野恵宝大僧正が録音した宇宙人の声を思い出しました。ブッダの教えは、宇宙人から授かった叡智かも知れないです。(5019ってパーリ語でどんな意味があるのか?….)
 
今後もっと多くの人が、ブッダの真理であるダンマに触れこの瞑想を実践することができますように。私個人も、実践のサポートができますように。
このような貴重な学びの体験をいただけたことに心から感謝します。

コメント(石川勇一):
トンデモな体験談をありがとうございます(笑)。
ここに書かれたご体験と洞察には、全部が正しいかどうかは私には分かりませんが、とても重要な真実が含まれていると感じました。
人類のあくなき貪りによる生物圏に対する大殺戮の悪業は自然消滅しないでしょう。私たちの身体が病原菌に冒されれば、自らのを守るために咳をしたり、震えたり、高熱を出したり、嘔吐したり、下痢をするように、地球は生態系の健康を守るために、震え、発熱し、咳・嘔吐・下痢をしたとしても不思議ではありません。人類中心の見方ではなく、生命全体、宇宙の視点から見れば、崩壊は人類の悪業の大浄化であり、ホメオスターシスであり、宇宙のダンマに則ったことであるように思われます。私たちは、懺悔と慈悲喜捨の心をもって浄化のプロセスを見守り、滅尽を見、ダンマを見、カオスの中でも瞑想をしましょう。アーナーパーナサティによって、業を見つめ、聖なる喜びのなかで心を浄めましょう。滅尽の後は、新たな世界が生まれると思います。
幸せでありますように 
 
(2024年8月31日~9月5日アーナーパーナサティ16step徹底リトリート にご参加 @NWEC

 

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