向かうべき道が定まった安心感を得た

 C.Y.さん 40代、女性、看護師 
 
(2022年5月1日~4日瞑想法基礎徹底リトリートにご参加 @法喜楽堂
 
  石川先生、4日間のリトリートではご指導ありがとうございました。リトリートから戻った今、気を落ち着かせる事を意識するようになり、心落ち着いている時間が増えたように思います。

  改めて振り返ると、昨年大きな事故に遭ったのをきっかけに大慈学苑の訪問スピリチュアル専門講座の受講を決意し、石川先生のご講義を受けた事が全ての始まりでした。また訪問看護を通して様々な方と出会う中で、最後の時が近づく方への声掛けの難しさを感じていた事、寄り添った看護が本当に行えているのか?と自問し続けていた事、知識の詰め込みだけでは自己の成長が感じられず行き詰った感じがしていた事、仕事だけでなく子育てでも何が正しいのか?と混乱していた事、その全ての原因が自分自身にある事を感じながらも、どう進めば良いかと模索していた時でした。

  そんな日々の中、石川先生のご講義でスピリット・センタード・セラピーを学び、私の行き詰まった思いや疑問・苦しみの解決がここにあるのかもしれないと感じ、一日瞑想会への参加、そして今回のリトリートへの参加となりました。オンラインでも石川先生の落ち着いた雰囲気とわかりやすいお話は十分に伝わってきましたが、実際にお会いしてリトリート参加への思いが強く固まりました。半年前は瞑想も仏法も、またリトリートの意味も知らずにいた私でしたが、今はやっと遥か先に見えた光を目指して、大きな一歩を踏み出すことができたと確信しております。

  随分と前置きが長くなりましたが、リトリートでは自分の内側だけに意識を向ける時間を連続して持てた事、先生の実体験も聴きながらダンマを学べた事、そして一つ一つの行為に集中して過ごす事で得られる充実感を感じ、とても貴重で有意義な時間を過ごしました。その中で、今までいかに外側ばかりを気にして、自分の内の感覚に鈍感になっていたか(鈍感にならないと生きづらかった様にも思えます)と痛感しました。また私自身が瞑想を行う時間をもつ事、ダンマを学ぶ時間をもつ事は自分のみならず他者の為にもなっていく事を確信し、周りに遠慮することなく進んでいきたいと思えました。

  4日間のリトリートで瞑想が深まったとは決して言えませんが、様々な呼吸法や瞑想法の学びは座って瞑想するだけでなく、日常生活の中で実践できるものであり、少しずつでも取り入れながら気づきの意識を向ける練習を重ねていきたいと思います。また大平山での瞑想は、とても心地よく光に包まれ溶けていくような感覚があり、自宅でもその感覚を思い出しながら近づけるようにと瞑想しています。以前に比べて30分の瞑想が短く感じられ、終わった時のスッキリした感じは増している様に感じます。

 
  時折「怠ることなく修行に励みなさい」という言葉が頭をよぎり、また力が湧いてきます。煩悩の塊である私は、まだまだ長い道のりではありますが、向かうべき道が定まった安心感は何ものにも代え難く、焦らず途切れることなく進んでいきたいと思います。改めて、石川先生、お忙しい中ありがとうございました。どうぞこれからもご指導よろしくお願いいたします。

 
 


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