これからの人生を荘厳するリトリート 

60代 男性 元教育公務員
 
(2022年5月1日~4日瞑想法基礎徹底リトリートにご参加 @法喜楽堂
 
 わたしは、40年間教育公務員として勤務してきた。
 
 若いころ人生に迷いあぐね、歩き四国遍路、断食修行、内観療法、森田療法、ハタヨーガ、真言宗の四度加行など、手当たり次第に修行に挑戦してきた。また定年退職後には、20年来念願していた浄土真宗の教学を学ぶべく教団の専門学校に入学し、二年間学んで僧侶資格も取った。また7年前にはボランティアで電話相談に携わり始めた。
 
 人生の終活を考える時期に来たのだが、これでよいという満足感は得られないでいた。そんなときに出会ったのが、石川先生の連休リトリートだった。テーラワーダ仏教については何となくマイナスイメージを持っていたのだが、ともかく受講してみようと考えた。
 
 今回リトリートを終えて気づいたことは、わたしがこれまで手当たり次第に取り組んできた修行には、その基盤となるべき瞑想修行が欠けていたということだった。瞑想修行を加えてそれぞれの修行を見直してみることで、わたしの人生をよりよきものにするヒントが得られるのではないか。また石川先生の提唱していらっしゃるスピリット・センタード・セラピーの考え方は、電話相談にも直接応用できるのではないか。これらはわたしの人生終盤における大発見である。気づけて本当によかった。
 
 これからも初期仏教の瞑想修行に取り組んでいきたい。
 
(2022年5月1日~4日瞑想法基礎徹底リトリートご参加@法喜楽堂)
 


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