死ぬ瞬間まで取り組む瞑想

50歳 男性 東京都 会社員
 
今、山中湖から帰路につき、高速バスから降りた新宿のカフェでこのメモを書いています。BGMの音がうるさく、また、隣の席のグループの人達は、お金や儲け話の話をしていて何やらネットワークビジネスの集まりのようでした。  
「ああ、また普段の生活に引き戻されたなあ」とつくづく思いました。
石川先生が運営される瞑想リトリートには今回で3回目の参加でした。私にとって、このリトリートは、参加後すぐに効果が現れるというものではなく、日常生活から離れた生活をすることで、その時の自分の心の動きを「気づき」「確認」する大変貴重な機会となっています。
 
石川先生が指導される、呼吸に集中する瞑想(アーナパーナサティ)は、簡単ではありません。呼吸に意識を集中するのみの一見単純な動きですが、集中し続けることが簡単ではないのです。いつも瞑想の途中で、色々な「考え」「思考」「イメージ」「音楽のフレーズ」が勝手に心に湧いてきます。
 
だからと言って、難しいから自分には向かないのではないかというと、そうでは無く、こんな素晴らしい修行法に出会えたことに大変感謝しています。これは長い期間(死ぬ瞬間まで)をかけて取組むものと思っています。ありがとうございました。
 
 


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